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初心者の人にも始めやすいちょい投げ釣り。
ちょい投げ釣りは様々な魚種が釣れることや、小さいお子さんから女性まで幅広い人が簡単に釣りができることも魅力です。
今回はそんなちょい投げ釣りについて詳しく紹介していきたいと思います。
ちょい投げ釣りとは
ちょい投げ釣りとは、本格的な投げ釣りよりも始めやすい、ビギナーの人におすすめの釣りです。
小さな重りを付けた仕掛けを10~30m程度投げ、海底を探りながら魚を狙う釣法です。
釣れる魚もシロギス、イシモチ、ハゼ、カサゴなど様々な魚種が釣れます。
仕掛けも単純で、セットで販売もあるため、仕掛けの投げ方を少し練習すれば誰でもすぐにマスターできる点もおすすめです。
ちょい投げ釣りで釣れる主な対象魚
シロギス
ちょい投げ釣りで釣れる人気の魚です。
初夏~秋がシーズンですが、一応年中釣れます。
15~20㎝程度のサイズがちょい投げ釣りで釣れるアベレージサイズとなります。
食べてもおいしい魚で、天ぷらで食べるのが非常に美味です。
ハゼ
河口付近でよく釣れる魚となります。
小さいサイズは比較的年中釣れますが、晩秋~冬頃にかけて落ちハゼといった大きくなったハゼを狙うことができます。
からあげや天ぷらにして食べるのが美味です。
イシモチ
漁港や堤防などで釣れる魚です。
ほぼ年中釣れますが、5月頃~11月ぐらいが投げ釣りで釣れるシーズンです。
サイズも20~30㎝程度が釣れるので、ちょい投げで釣れる魚種の中では比較的大きい魚となります。
塩焼きで食べるのが美味です。
カサゴ
海底に根がある場所や、テトラポッドなどの障害物に付いている魚です。
こちらも年中釣れますが、旬としては10~5月頃となります。
ちょい投げ釣りで釣れるサイズは10~20㎝がアベレージです。
からあげ、煮つけ、刺身などにして食べるのが美味です。
ちょい投げ釣りが楽しめる場所や季節
ちょい投げ釣りは足場のいい防波堤や漁港などでするのがおすすめ。
堤防の先端や、船道、沈み根などのポイントが多数あるのでそんなポイントを見つけたら積極的に攻めてみましょう。
ちょい投げ釣りの時期としては、年中することが可能ですが水温が上がり、魚が浅場に寄って来る春~秋頃が釣れやすいです。
上記で紹介したシロギス、イシモチは釣りやすい時期となります。
カサゴなどの根魚は逆に秋~冬ぐらいの時期が釣れやすい時期となります。
使用する竿やリール
ちょい投げ釣りは仕掛けを軽く投げるだけなので、本格的な投げ竿は必要ありません。
少し短め(2m前後)のルアーロッドや、コンパクトロッドを使用しましょう。
釣れる魚も大きくはないため、小さなあたりも感じられるような竿先の柔らかい竿を使用するのがおすすめです。
リールは基本的にスピニングリールを使用します。
2000番程度の小さめのリールを使用しましょう。
どれを買えばいいのかわからない場合は、釣具屋さんに竿とリールがセットになっているちょい投げセットが売っているのでそちらを購入しましょう。
この竿とリールのセットがあればちょい投げ釣り以外のサビキ釣りなどにも使用できるのでおすすめです。
下記に参考となる竿とリールセットを紹介しますので参考にしてください。
ちょい投げ釣りの仕掛け
ちょい投げ釣りの一般的な仕掛けはシロギス用の小型テンビンや、テンビンとオモリが一体化しているテンビンオモリがあります。
どちらも仕掛けを作るのは簡単ですが、初心者の人はテンビンオモリと仕掛けがセットになっているものが販売されているのでそちらを購入しましょう。
オモリは5~8号程度の軽めのオモリが付いているのでそのまま使用して大丈夫です。
針のサイズは5~7号程度の少し小さめの針をチョイスしましょう。
使用するエサの種類
ちょい投げで使用するエサは青イソメやジャリメが定番です。
青イソメは少し太いですがジャリメに比べて臭いが強いため魚にアピールしやすく、ジャリメは青イソメに比べて細いですが、体が柔らかく口の小さいシロギスなどでも喰いが良いです。
ちょい投げ仕掛けで使用する場合はどちらのエサも5㎝程度に切って使用しましょう。
虫エサですので生き物が苦手な人はオキアミやパワーイソメでも釣れますが、オキアミだと釣れる魚種が少し変わったり、パワーイソメだと本物の虫エサに比べて少し釣れづらいなどのデメリットもあるので出来ればジャリメや青イソメを使用しましょう。
左が青イソメ、右がジャリメとなります。
左がオキアミで右がパワーイソメです。
仕掛けの投げ方や誘いの仕方、アワセのしかた
仕掛けの投げ方
画像引用元 【解説】キャスティングの基本 – シロギスのチョイ投げ釣り入門(4)|Honda釣り倶楽部|Honda公式サイト
釣りの基本であるオーバーヘッドキャストを紹介します。
- 後ろなど周囲に人がいないか確認する。
- リールのベールを返し、糸が出ないように人差し指にかけ、竿を自分の後ろに構える。
- 竿の反発を利用しながら竿を振りかぶり、12時~13時ぐらいのところで人差し指にかけていた糸を離す。
- 着水したら底に着くまで糸を出す。
- 底に着いたらリールのベールを戻し、糸ふけをとり糸を張る。
最初は思い切りキャストするのではなく、軽く投げてみて慣れてきたら少しづつ遠くに投げるように意識していきましょう。
誘いの仕方
海底を引いてくる「ずる引き」がおすすめです。
仕掛けが海底に着底したら、ゆっくりと竿を立てながら底を引いてくる誘いです。
アタリの無い場所にずっと仕掛けを置いておくのではなく、ずる引きで魚のいる場所を探すことを心がけましょう。
アワセの仕方
魚がエサをつついている場合、糸から竿先に小刻みなあたりが出ます。
魚種によってはいきなり針にまで喰いついてくる魚や、針の付いていないエサの端っこをつついてくる魚がいるため最初は難しいかもしれませんが、最初は一回アタリがあったらゆっくりと竿を立ててみましょう。
その時により激しく竿先が動けば針掛かりしている可能性が高いので、少し強めに竿を立ててもう一度アワセを入れるかリールを巻いて巻きアワセをしましょう。
皆さんもちょい投げ釣りで楽しい釣りをして、美味しい魚をたくさん釣ってください!